グリーンシーズン　ＡＬＢＵＭ

2008　シーズン

期日：２００８”　７月１３日（日）

会場：サンビレッジ茜

内容：ＧＳトレーニング

参加者数：１１名

　

　

　

今年は梅雨明けが早くて今回から早速、夏に突入です！
曇り空でしたので直射日光攻撃は避けることができ、時折吹く風が気持ちよかったのですが・・・
曇りの日は紫外線が強いので体はしっかりと日焼けしました。。。

夏に突入しても、たくさんの皆様にご参加いただけました！
夜勤明けでも、二日酔いでも、参加してくる熱意は評価しますが・・・滑りは応えてくれませんね。

子どもたちも自分から参加する意欲が出てきました！
連れて来られるのではなくて、自分の意思で参加することは大いなる進歩であり、もっとも大切なものが見えてきた！と、評価できますね。この意思が出来てくれば、継続も出来てくるし、積極性も現れてきます。ここまで持ってくるのに３ヶ月！ようやくスタートに立てるかな？？？

ＧＳポールトレーニングでは、今日は速いセットから深いセットのセッティング！大事なところでタイミングを合わせることが出来ずに・・・まだまだ基本での滑り込みが必要なようです。

スキー基本練習では、ポールの中で出来なかった動きを中心にレッスンを行いました。
スキーを縦に踏めないのは・・・それに必要な動きとタイミング！何度も何度も繰り返し行いましたが、タイミングすら合わせることが出来ないようではイメージから作り直さなければいけませんね。

そんなこんなで基本練習を行っていますが、子どもたちは、ここに来て急上昇中です！
何よりも大切な向上意欲が出てきたのは大きな変化ですね。これまでに「やる気がなければ帰れ！来るな！やる気のない奴とは一緒にしたくない！」「言われたことをやってこないのなら結果は見えているので、お前なんかいらない！」「単なる遊びでスキーがしたいだけなら他に行けば？」などなど・・・子どものレベルに合わせた指導法を知らない！と、ＰＴＡ関係の皆様には言われても仕方がないくらいなことを言い続けてきましたが、限られた時間と環境の中では、必要だと考えます。もっと予算があって・・・時間に余裕があれば・・・優しく、まったりと行うことも出来るのですが・・・批判や悪評は覚悟の上ですので・・・事情はいろいろとありますが、ここに来て子どもたちに大事なことが伝わり始めてきました！あとは、これが空回りしないように継続してくれればいいのですが・・・。

午後からはビデオミーティングにコントレ！
子どもたちには毎回、宿題を出していて・・・やって来たものは出来るようになっていますね。
そうでなければ・・・↑のようなことを何度も同じことばかり言われ続けることに。。。
特に難しいことや無理なことを要求しているわけではありません。意欲、やる気を試しているだけです。速くなること、強くなることの第一歩は、自分自身で動き出すことです。そうでなければ単なるお遊びスクールに通っているだけになります。そこから単なるチャラ系の遊びと、真剣に行って達成できたことに対する楽しさとの違いが見えてくるはずです。

課題が出来なくても、やろうとする意欲や、ほんの少しの動きが見えてくれば褒めてあげることが出来ますが、できもしない、やる気もない子どもたちを褒めて、できるように、うまくさせようとしても結局は子どもたち自身が何も感じないのに、今のでＯＫ？このコーチおかしくない？と、逆に子どもたちに見透かされてしまうものです。タイムが全てのアルペンの世界では大会で結果が悪いと、一番ショックなのは本人ですからね。練習では褒められているのに大会では結果が出なくて辞めていく選手がいるのも事実です。そんなことにはしたくないですから・・・。

有名な選手、コーチをお招きして偉大なるお言葉を頂いて・・・その瞬間だけは子どもたちもよく聞いて納得はしますが、行動に変えることができないのは今さらのことではありません。子どもたちにとって励みにはなるかもしれませんが、最終的には自分自身の心を開き、受け入れ、気付き、行動しなければいけません。その工程を、お手伝い出来るように日夜考え、共に悩んでいるのがコーチです。

子どもたち！と、一言で言っても様々な年齢の幅があります。１０歳を過ぎればこれくらいのことが理解できるようになります。そうでないとすると・・・少しずつ行動の中で教えてあげなければいけませんね。家庭の環境により違いはありますが、オフトレや合宿などで他の子どもたちと接触することにより自分の位置が見えてくるものです。それに気付き、行動に変えることが出来るようにしてあげることがコーチの役目でもあります。コントレだ！コーディネーションだ！体力・筋力アップだ！の前に必用なものを忘れずに。。。

次回も皆様にお会いできることを楽しみにしています！

オフトレの模様は　「明日にほえろ！」　Ｖｏｌ．５１〜５２　にてご覧いただけます。

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